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もっと知ってほしい。お墓の魅力について②

「皆さんにお墓の本当の魅力を知ってほしい!」ということで、

前回のブログではお墓の良さについて熱く語りました。

今回はその第二弾。

山野石材の中でも、まさに「お墓づくりの生き字引」と言えるお墓のエキスパート・福本常務に

お墓の魅力について直撃取材いたしました!

 

Q 今は様々な供養の形がありますが、そのなかでお墓の魅力は?

 

A どの供養でも、亡くなった方々やご先祖を大切に思う気持ちがある限り間違いではありません。

その中でお墓は長い年月にわたって日本の暮らしに根づいてきた、いわば日本の文化の一つと言えます。

 

以前はお墓はステイタスの一つであり、「お墓は高い」というイメージがありましたが、最近ではぐっと身近な存在になってきました。
コンパクトなお墓やお洒落なデザイン墓などもどんどん登場していて、福岡でも納骨堂などと変わらない金額で建てられるお墓も登場しています。

 

また普通のお墓のほかに樹木葬やガーデニング墓地、ペットと一緒に眠れるお墓など、選択肢が大きく広がっています。

福岡の霊園でも、ステンドグラスを使ったお墓、ガラスを使ったお墓、一人墓など

個性的なお墓などが見られるようになりました。

そのなかから、皆さんの想いを託せ、そして予算的にも無理のないお墓が必ず見つかるでしょう。

 

そうしたお客様ひとりひとりのご要望に丁寧にお応えしていくとともに、親から子へ、子から孫へと受け継いでいくお墓文化を守っていくお手伝いをしていきたいと思っています。

 

自然の中でたたずむ福本常務

 

 

 

Q.数十年にわたりお墓づくりに携わられるなかで、

    どのようなことに気づかれましたか?

 

地域ごとに信仰、歴史的な違いなどがあり、祀り方が異なることがとても興味深いですね。

子どもの頃から当たり前だと思っていた供養文化が、別の地域では全く違っていたりするのですから――。

 

例えば福岡では、葬儀のあとに火葬をするのが普通ですが、島根の方では先に火葬をする地域もあります。

 

その他、東日本と西日本では納骨をする骨壺の大きさが異なっていたり、金箔を入れることを好む地域、好まない地域があったり、お墓のデザインの好みが違っていたり、地域によって様々な個性がありますね。

 

しかし最近はそうした地域特有のお墓文化も廃れてきて画一的になってきつつあります。

 

そうした移り変わりは仕方がないことだと思いますが、お墓の文化には地方ごとのご先祖様を大切にする思いが刻まれていますので、出来るだけ大切にしていきたいですね。

 

 

 

笑顔の福本常務

 

 

 

 

Q これまでたくさんのお墓を建立されてきましたが、

      どのような理由でお墓を建てられる方が多いのでしょうか?

 

 

お墓を建てる理由――というより、ほとんどのお客様はお墓を建てることは当然のことと考えられておられますね。

 

お客様へのヒアリングを重ねて、様々なこだわりや思いを引き出していきますが、お墓を建てたいと考える方々は皆さんご先祖様、仏様を大切にされていて、「良いお墓を建てたい」という想いの中に家族の繋がりを感じます。

 

時には、細部までとてもこだわられる方もいらっしゃいます。

 

それはご先祖様やご家族への愛情でもありますので、「このお客様にご満足いただけるお墓を造らなけれは!」と石屋としてやる気が湧きますね。

 

メモリアルパークを一望する高台にて。福本常務

 

 

Q.これからお墓を建てたいと考えられている皆様へ

     メッセージをお願いします。

 

高価で風格のある立派なお墓もあれば、小さいけれど思いがこもった、ご家族にとても大切にされているお墓もあります。

 

一番大切なことは「施主様や残されたご家族が大事にしたいと思えるお墓づくり」だと私は思っています。

 

よく「子どもたちにお墓のことで面倒を掛けたくない」とおっしゃる方がいますが、面倒と感じるか、お墓があってよかったと感じるかはそれぞれ違いますので、判断はお子さんたちにお任せしてもいいと思います。

 

そのためには、お墓選びの際にしっかりと家族で話し合っていただきたいと思います。

 

建てるのは施主様自身でも、守っていくのはお子様やお孫さんたちになりますので、お子さんやお孫さんにも愛されるお墓を作っていただきたいですね。

 

そして出来れば、亡くなった方の名前、戒名、法名、亡くなった日付(享年・行年)などを彫刻する「墓誌(法名塔)」を付けていただきたいと思います。

 

というのも、これまで様々なお客様を見てきましたが、墓誌があることで、お墓参りの時に「ここに名前が刻まれているおじいちゃんはこういう人だったんだよ」とお孫さんとの会話のきっかけになったり、墓誌を見ながら自分のルーツを知り「ご先祖様に守られている」ことを実感できることも多いものです。

 

私は古い人間なのかもしれませんね。でも時を経ても変わらない大切なものが必ずあると思っています。

 

山野石材は20代、30代の若いスタッフも頑張っていますが、「お客様やご家族の皆様に心から満足していただけるお墓を提案したい」という思いは皆同じです。

 

お客様には「山野石材で建ててよかった」と必ずご満足いただけると思います!

 

メモリアルパークの石碑と一緒に写る福本常務

 

 

 

 

 

 

 

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