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第2回終活セミナーバスツアーも大盛況でした!

大好評!

第二回 「樹木葬と終活セミナーバスツアーを開催!」

 

9月29日(日)、山野石材株式会社と、世界各地へのユニークなツアーをプロデュースしている旅行会社「旅の漫遊」がタイアップし、

第2回「樹木葬と終活セミナーバスツアー」を開催しました!

 

第1回「樹木葬と終活セミナーバスツアー」は6月30日に開催しましたが、おかげさまで大好評!

 

TNC「ももち浜ストア」様より取材をしていただいたこともあり、

今回も告知からわずか数分でバスツアーの予定人数に達することができました。

 

まさに「大人気ツアー」といえる、樹木葬と終活セミナーバスツアー。今回はその第二弾です!!

 

 

スケジュールはご好評いただいた前回の内容を踏襲。

 

【バスの中では…】

 

〇山野石材のお墓ディレクターによる終活のアドバイス

 
まずは、お墓ディレクターであり、終活カウンセラーでもある山野石材の中野がご挨拶。

「終活は楽しみながら」「終活は自分のためにするもの」という言葉が印象的でした。

 

 

〇葬儀社「ベルコ」様からのメッセージ

葬儀について互助会について分かりやすく語ってくださいました。

 

 

〇司法書士によるおもしろ遺産相続セミナー

 
司法書士の藤井先生が「相続」をテーマに、「最近の相続事情について」「プラスの遺産、マイナスの遺産」
 
「遺言や遺産分割」など司法のプロならではの視点で語ってくださり、皆さん興味深々!

長い道中も楽しく有意義に過ごすことが出来ました。

藤井先生は最後に「相続にあたっての準備は“より良く生きるための準備”と捉えてください。

そして準備を整えたあとは、安心して健康に楽しんで過ごしてください」と締めくくりの言葉をくださり、

終活を前向きにとらえ直した方が多かったようです。

 


 
 

〇素敵なプレゼントも当たる終活クイズ大会

 
帰りのバスでは、お墓ディレクター・終活カウンセラーの山野石材の河野が司会を担当し、

終活クイズ大会を開催しました。

全問正解の方には旅の漫遊さんがツアーの際に買ってきてくださったグアムのお土産もプレゼントされ、

大いに盛り上がりましたよ!

 

【阿蘇の樹木葬のお寺では…】

 
 

〇美しい阿蘇の大自然の中で樹木葬見学

当日はあいにくの雨予報でしたが、見学の時間はなんとか天気がもってくれ、

壮大な大自然に包まれた金剛宝寺の樹木葬墓地「天空陵」をゆったりと見学することができました。

金剛宝寺の樹木葬「天空陵」は実は阿蘇くじゅう国立公園の中!

秋の爽やかな空気に包まれた高原のなかの樹木葬を見学した皆さんの中には

「ここに眠りたい」とおっしゃる方も少なくなかったようです。

 

 

〇法要でも大人気の豪華弁当を堪能

 

これは説明の必要がありませんね(笑)

「こんな破格値なのに、こんなに豪華なお弁当なの?!」と驚きながらも、皆さん美味しいお弁当に舌鼓。

デザートにご提供した金剛宝寺名物のソフトクリームも大好評で、お代わりする方もたくさんいらっしゃいました。

 

〇永代供養コンサルタントでもある金剛宝寺住職による終活セミナー

 

お寺の本堂で、永代供養コンサルタントでもある井上住職の終活セミナーを受講。

皆さん真剣な表情で聞きいっていました。

 

〇プロのメイクアップアーティスト&プロカメラマンによる遺影撮影

 

 

普通なら一人数千円~数万円は必要な、プロによるメイクと撮影がすべて参加費に含まれているんです!

「遺影の撮影と聞いて最初は躊躇したけれど、逆にきれいに撮ってもらえて若返った」という方も多かったようですよ。

 

【さらには…】

 

〇次の紙幣の顔としても注目される日本の細菌学の父「北里柴三郎」記念館見学

 

〇梅の郷「道の駅おおやま」でのショッピング

 

と、とても充実した内容!

 

参加者の皆様には、雄大な阿蘇の大自然に包まれた樹木葬を見学し、

おいしい食事に舌鼓を打ち、

さらに「相続」「供養」「葬儀」「お墓」など様々な角度から終活について楽しく学ぶことができたと

大変喜んでいただいていました!

 

そして、お土産として終活の必需品とも言える「エンディングノート」もお渡しいたしました。

 

終活は一日にしてならず。

今や終活は人生の終わりに向けた活動であると同時に、

人生のエンディングの準備を通して、これからの人生をさらに充実させるための活動でもあります。

この終活セミナーバスツアーを通じて、皆様の毎日がさらに充実したものになることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 


 

最後に、参加された皆様の感想をご紹介しましょう!

 

〇「大変意義深いツアーでした。今後エンディングノートを活用していきたい」

 

〇「初めての体験でたいへん参考になりました。特にメイク付きの遺影撮影はありがたかったです。」

 

〇「各担当者の方が親切でわかりやすく説明をしてくださり良かったです。お弁当がとても美味しかった!」

 

〇「今回のバスツアーでは、多方面の方々からいろいろと話を聞かせていただき、

知らないことも教えていただけました。知ることの大事さを改めて感じました。」

 

〇申し込みの決め手となったのは“お値段の安さ”でしたが、とても有意義なツアーになりました。

エンディングノートの大事さを実感しました。友達にも教えてあげたいのでまた企画してもらいたいです」

 

〇これからの自分の生き方を考えることができました。一日一日を大切に過ごしたいと思います。

食事もおいしくて「また来たい!」と思ってしまうほどです。残りの日々をさらに楽しくできるよう、頑張ります」

 

〇終活についてあらかじめ考えておくことの大切さを感じました。

遺影撮影、豪華弁当、資料館見学などがセットになっていて破格の内容!しかも勉強にもなりました。

金剛宝寺の井上住職のお話、次はもっとじっくり聞いてみたいです。」

 

〇「残される人のために」ではなく「自分自身のために」という捉え方が、

終活を楽しく前向きに行っていく第一歩なのだと感じました。次は温泉宿泊付きでもいいかもしれませんね!」

 

大変ご好評いただき、スタッフ一同心より喜んでおります。

 

次回は10月10日(木)に第三回終活セミナーバスツアーを開催予定です。

 

今回はこれまでとはちょっと違う内容になっていますよ。

詳しい内容は次のブログをお楽しみに!(^▽^)/

終活バスツアーや永代供養関連など、幅広い活動を行っています!

山野石材の企画で、樹木葬墓地の「終活バスツアー」を行いました!

 

山野石材は創業100年の老舗石材店ですが、近年、「石」を中心にしながら、

お墓、供養、終活など全般についてサポートする企業として幅広く活動しています。

 

特に近年では「終活」についても力を入れており、

公民館でのお墓&終活セミナーの開催や、ミニエンディングノートの制作・配布、

終活の視点から「樹木葬」や「永代供養」の提案などを行っています。

 

そして去る6月末には、九州ではまだ珍しい「樹木葬と終活セミナーバスツアー」も開催しました!

 

 

人生のエンディングについて自分らしく準備をしておくことで、

これからの人生や家族に負担を残す不安を解消し、

これからの人生を前向きにいきいきと過ごすことができる、

これがこれからの時代の「終活」。

 

そこで、「終活バスツアー」では楽しみながら終活について学び、エンディングの準備を楽しんでもらうために

様々な企画をご用意しました。

 

■バスツアーの内容は

社内での

「司法書士によるおもしろ遺産相続セミナー」

「プレゼント付き 終活クイズ大会」

 

阿蘇くじゅう国立公園に広がる樹木葬のお寺「金剛宝寺」で

「樹木葬墓地 『金剛宝寺 天空陵』の見学」

「プロの終活講師による終活セミナー」

「プロのメイクアーティスト&プロカメラマンによる遺影撮影」

「供養・お墓・葬儀・相続 各分野の終活相談会」

 

さらには

「熊本県小国町出身で、次のお札の“顔”としても注目されている『北里柴三郎記念館』」や

「道の駅」にも立ち寄る、とても充実したスケジュールです。

 

 

“終活をテーマにした画期的なツアー”ということでメディアの皆様にもご注目いただき、

当日はTNC「ももち浜ストア」さんも取材で同行。

タレントさんも終日同行され、さすがの盛り上がりを見せていましたよ。

 

では、今回の終活セミナーのポイントをピックアップしてご紹介しましょう。

 

●司法書士・藤井先生による「おもしろ終活セミナー」

一般の人がなかなか分かりにくい相続、遺言、遺産の分割などについて

司法書士の藤井先生が分かりやすく解説してくださるスペシャルセミナーです。

藤井先生は相続など終活関連のスペシャリストでもあり、

専門用語などを使わず、分かりやすい言葉でおもしろ楽しく解説してくださいました。

 

 

●樹木葬墓地「金剛宝寺 天空陵」の見学

バスツアーの目的地は阿蘇くじゅう国立公園に広がる金剛宝寺。

ここで樹木葬墓地「天空陵」を見学しました。

天空陵は阿蘇くじゅうの大自然に包まれた壮大な樹木葬墓地。

管理費、永代使用料、墓石施工、永代供養料、戒名代すべて込み、6仏様収容可能の家族墓が1基40万円という

安価な価格設定となっています。

 

当日はあいにくの雨模様でしたが、都心にはない魅力を持った壮大なスケールの樹木葬墓地を

皆様興味津々で見学されていました。

 

 

 

 

●永代供養コンサルタント・金剛宝寺住職の終活セミナー

「金剛宝寺」では「永代供養コンサルタント」としても活躍されている井上住職による終活セミナーも行われました。

テーマは「後悔しない人生を送るために、葬儀、お墓について専門家から学ぶ」。

セミナーでは樹木葬はもちろん供養、葬儀についても分かりやすく説明してくださり、

皆さん真剣な表情で聞き入られていました。

 

 

 

●プロのメイクアーティストとプロカメラマンによる遺影撮影

今回のメインイベントの一つがこれ!

 

プロのメイクアップアーティストがメイクをし、プロのカメラマンが遺影用の写真を撮影するスペシャル企画です。

通常、プロにメイクをしてもらって普通の写真館で撮るだけでもかなりの費用が必要となりますが、

今回はすべてツアー料金に含まれています。

「遺影」の撮影というとしり込みする方もいましたが、撮ってもらったあとは

「毎年遺影の写真を更新していくのもいいね」と笑顔で語っていらっしゃったのが印象的でした。

 

●金剛宝寺の法事にも使われている豪華弁当

お刺身に天ぷらに充実した内容のお弁当に皆さん舌鼓!

金剛宝寺はフリードリンクコーナーが用意されており、ソフトクリームなども手作りできるため

デザートに至るまで至れり尽くせりです。

 

 

●個別終活相談

金剛宝寺の会館内には

「供養」「葬儀」「お墓」「相続」など各終活分野のプロよる「終活相談ブース」を設置。

個人的に相談したい内容などを専門家に直接相談することが出来ます。

各ブースには次々と相談者がつめかけていました。

 

この充実した内容のツアー、さぞかし高いのでは…と思った方もいらっしゃるでしょう。

驚くことなかれ!

なんと今回の旅行代金は2980円!!

 

 

 

このバスツアーの様子が後日「ももち浜ストア」にて放送され、

次に実施される第二回「終活バスツアー」もわずか数分で完売するという大きな反響がありました。

「ぜひ参加したい!」という皆様の熱いエールに応え第三回目も開催予定です。

 

 

 

山野石材では今後も終活に関する様々なイベントを計画中です。

皆様「石」や「お墓」のことはもろちん、終活についても山野石材へぜひご相談ください。

 

ひらお店・平尾霊園のコンテンツが完成しました♪

お待たせしました!

山野石材オフィシャルHPの「山野石材ひらお店・平尾霊園」のコンテンツが完成しました!

 

 

昨年8月にオープンした山野石材ひらお店は、

「おしゃれな外観が印象的なアットホームな石材店」として話題を呼び、

ご来店いただくお客様も増えてまいりました!

 

平尾霊園にお越しの際に、見本墓をご覧いただいたり、

打合せなどでも「ひらお店で」とご指定をいただけるケースが増えています。

 

今後も皆さんにさらに愛され、親しまれる店を目指して

サービスやお墓・供養の情報もさらにさらに充実させていく予定です!

 

お墓に関するご相談はもちろん、

「お墓まいりの帰りにひとやすみしたい」

「お墓や供養の情報を知りたい」という方もお気軽にご来店くださいね~(⌒∇⌒)

 

さらに、現在春のお墓まいりフェアも開催中です!!

 

 

平尾霊園にお墓をお持ちの方限定で、

ご納骨が税込15,000円を→10,000円

追加の戒名彫刻 1仏様

税込み43,200円を→35,000円!

でご奉仕いたします。

 

チラシ裏

 

お墓が見違えるほど美しくなる、山野石材のお墓リフォームも大好評です。

ぜひお気軽にお問合せ下さい(^▽^)

 

また現在、気軽に始められるオリジナルの

ミニエンディングノートも無料でプレゼントしています。

 

 

 

「自分のこと」「財産のこと」「医療のこと」「葬儀・お墓のこと」

「これからの人生でやりたいこと」などなど。

終活に必要な内容をコンパクトにまとめた

ミニサイズのエンディングノートですので、

「簡単にできるエンディングノートはないかな?」

「エンディングノートを書かなきゃ…とは思うけど、

なかなか時間がとれない」という方におすすめですよ!

 

ただいま無料にてプレゼントしていますので、欲しいと思われる方は

ホームページからご請求ください。→ご請求はこちらから

 

本社またはひらお店でもご準備していますので、

ご来店の際はお気軽にお申し付けくださいね。

 

 

 

【レッツ終活】エンディングノートを書こう!③〈相続について〉

エンディングノートを書こう!③〈相続について〉

 

終活をする上で気になるのはやっぱり「お金」のこと。

遺産をどうするべきか、亡くなった後に誰にどれくらい遺産を残すのか…などなど。

残された家族にトラブルの種を残さないためにも、

お金や財産のことは生前にきちんとしておきたいですね。

 

●まずは相続税のことを理解しましょう。

相続税の対象となる財産としては、土地、借地代、家などの不動産、

預貯金、有価証券や金銭債権、骨とう品、家財などが挙げられます。

 

「つまりほとんどのものが対象となるのね!?」と思ったあなた、その通り!

 

生命保険や死亡退職金なども“みなし相続財産”として相続税の対象となるほか、

借金などのマイナスの財産も引き継がれます。

 

ちなみに相続税の基礎控除額は

「3000万円+600万円×法定相続人の数」

で計算します。

 

また生命保険金と死亡退職金は

「500万円×法定相続人の数」

が非課税となります。
亡くなった後「せっかく財産を残してくれたのに、

相続税で逆に大変なことになってる」ということにならないように、

財産がどれくらいあるのか、

それから非課税分の金額を引いたらどれくらいになるのかなどを

あらかじめ計算しておくと良いでしょう。

 

●生前のお墓の購入は相続税対策になる!?

相続税がかからない財産としては、墓地や墓石のほか、

仏壇や仏具など祭祀財産、国や地方公共団体への寄付、

一定の公共事業用の財産などが挙げられます。

 

つまり生前にお墓や仏壇をそろえておけば、その分相続税対象となる財産が減り、

相続税対策にもなるわけです。

ではなぜ土地や建物を相続すると相続税がかかるのに、お墓はかからないのでしょうか?

実は墓地の場合、土地は購入したのではなく「永代使用権」を得たことになり、

お墓を相続することは墓地の永代使用権と墓石の所有権を継承することになるのです。

またお墓は相続税非課税の祭祀財産になるので、お墓の相続は「無税」になるわけです。

 

しかし、これもあくまで生前にお墓を建てていることが前提。

残された家族に「相続税」という負担を残さないためにも、

お墓は生前に建てておいた方が良いようですね。

 

●遺産の分割についてエンディングノートに書くべき?

では本題のエンディングノートの話に入りましょう。

遺産の分割についてエンディングノートに書くことは○?それとも×?

 

答えは×、もしくは△です。

 

遺産分割については、遺言書に書かないと法的拘束力がありませんし、

遺言書とエンディングノートの内容が違っていたら後々のトラブルの種にもなりかねません。

また、エンディングノートは一回書いたら終わり…ではなく、

書き直したり、新しいノートを作成する人も多いものです。

エンディングノートが何冊もあり、その内容が全て異なる…といったことになったら、

逆に遺族の混乱を招いてしまいます。

 

どうしても書い留めておきたい…という時は、参考程度にとどめておき、

家族にもその旨を伝えておきましょう。

また新しく書き直した時は、以前の内容を必ず破棄してくださいね。

 

●エンディングノートに真に書くべき「お金」のことは?

では、お金のことは遺言書に任せて、エンディングノートは

お金のことは触れない方がいいのね――と思った方、ちょっと待って。

そんなことはありません!

 

エンディングノートに書く内容のなかでも、財産に関することはとても重要です。

しかし真に書いておきたいのは分与の話ではなく、保有している財産の内容です。

・預金の金融機関、支店名、口座番号

・生命保険の保険会社名、連絡先、担当者、保険の受取人

・年金の種類、基礎年金番号、年金証書番号

・保有している有価証券の証券会社名

・保有している不動産の種類、用途、所在地、名義人

・その他の財産(ゴルフ会員券、純金積立ほか)

 

さらに遺言書があるのか、関係書類はどこに保管しているのかなども明記しておきましょう。

また生前に贈与した分がある場合、それも覚書しておけば、

後々の遺産分割協議にも役に立ちます。

 

 

【レッツ終活】エンディングノートを書こう!②〈遺言書とエンディングノートの違い〉

エンディングノートを書こう!②〈遺言書とエンディングノートの違い〉

 

 

「エンディングノート」と「遺言書」

さて、この違い、分かりますか?

「えっ?同じじゃないの?」と思われている方も多いのですが、

実はこの二つには大きな違いがあるのです。

意外と間違えやすい「遺言書」とエンディングノートの違いについて

今回はお話していきましょう。

 

①法的な効力は?

テレビドラマなどでは、ズラリと並ぶ親戚の前で遺言書が読み上げられ、

遺産相続問題に発生したりしますね。

そう、遺言書の大きな特徴は「人が亡くなった後、法律上の効力を生じさせることができ、

民法上の意思表示ができる」ことです。

逆にエンディングノートは、財産について細かく記しても、法的な効力はありません。

また遺言書であっても、規定された書き方で書かないと無効になる場合もあるので注意が必要です。

 

②いつ書くの?

遺言というと、死ぬ直前に言ったり書いたりするものでは…?

と考えている人もいますが、それは大きな誤解。

人はいつ死ぬか分かりませんし、亡くなる寸前できちんと意思表示が出来る人は少ないでしょう。

遺言書は「自分がいつか死んだ時に備えて元気なうちに書く」ものです。

また体は元気であっても判断能力があるうちにしか書くことが出来ませんのでご注意くださいね。

エンディングノートもまた同じで、自分が亡くなった後家族が困らないように、

自分の遺志がきちんと伝えられるように、元気なうちに書くものです。

「暮らしの覚書」という側面あるので、何歳から書いても良いでしょう。

 

③書く内容

遺言は「財産関係」「身分関係」のみ法的な効力があります。

具体的には「自分の財産を、相続人のうち誰にあげるか(遺贈・寄付)」「相続人以外の誰にあげるか(遺産分割の指定)」「婚姻以外の子どもの認知、残された未成年の子の後見人の指定(祭祀継承人の指名)」などです。

「こんな風な葬儀がしたい」「こんなお墓を建ててほしい」などといった内容については、家族に対するメッセージにはなりますが、法的な効力はありません。

エンディングノートは法的な効力はないため、

逆に、気軽に自分の今の気持ちやメッセージを書くことが出来ます。

また市販されているエンディングノートの多くは

「家族のメッセージ」「大切な人へのメッセージ」など事務的な内容だけでなく、

家族に伝えたい思いなどを書き記す項目があります。

 

④遺言の種類

ドラマなどでは亡くなる前の最期の一言が「遺言」として扱われることもありますが、

現実はそれでは効力がなく、書面できちんと明記しておくことが必要です。

遺言の種類としては

●自筆証書遺言…遺言書の内容、日付、氏名がすべて自筆で書かれて押印をした遺言。

●公正証書遺言…公証人役場などで、公証人、証人の面前で作成する遺言

があります。

 

⑤なぜ書くの?

遺言書は残された家族が笑顔を曇らせることなく仲良く暮らしていくためにも

大切なものです。

「自分は財産が少ないから大丈夫」

「家族みんな仲がいいから、遺言書がなくてももめることはないだろう」と考えている方もいますが、

実は遺産分割問題となった案件の75%が実は5000万円以下。

1000万円以下で家庭裁判所に行くまでの紛争となったケースも約32%もあります。

仲の良いご家族の笑顔を曇らせないためにも、遺言書は書いておいた方が良いようです。

エンディングノートは、残された家族のためという側面もありますが、もう少し敷居が低く、

“終活を先導してくれるもの”と捉えていてもいいかもしれません。

価格帯もスケジュール帳ほどで、最近では日々の関心ごとなども書ける

若者向けのエンディングノートも販売されています。

 

⑥作成の注意点

エンディングノートと違い、遺言書は親族に想いを伝えるだけでなく、

法的な効力を持たせることも大きな目的となります。

しかし自筆証書遺言の場合は、結果的に法的効力がないとみなされて、

家族間の争いのもとになってしまうケースも…。

費用はかかりますが、専門家に相談して書いた方が安心でしょう。

また遺言には「付言事項」という項目があり、

エンディングノートのように家族に対するメッセージを残すこともできます。

法的な拘束力はありませんが、遺族に思いを伝えるための一つのきっかけになるはずです。

 

遺言書とエンディングノートの違いについて具体的にまとめておきましょう。

■遺言書とエンディングノートの違い

 

 

終活ノート
一般社団法人「終活カウンセラー協会」が編集・発行する“あなたの人生をよりよく生きるための終活ノート”「マイウェイ」

 

 

 

【レッツ終活】エンディングノートを書こう!〈①お墓のこと〉

エンディングノートを書こう!〈①お墓のこと〉

 

“エンディングノート”という言葉を聞いたことはありますか?

2011年の流行語大賞にもノミネートされたことがあり、

今や日常生活の中でもたびたび耳にしますが、

「きちんと理解している」という方はまだ少ないようです。

 

「エンディングノートって遺言書みたいなものでしょ?

まだまだ先のことだから…」と思っている人がいますが、

国境なき医師団日本が行ったアンケートによると

50代の92%が「エンディングノートを準備しておくことが大事※」と

考えていることが分かりました。

※国境なき医師団日本(会長:加藤寛幸、事務局長:ジェレミィ・ボダン)が

全国の15歳~69歳の男女1000名を対象に行った「終活と遺贈に関する意識調査2016」より

 

実はエンディングノートと遺言書は作成する内容も、その法的効力や意味も大きく異なります。

 

遺言書は「自分の死後、財産をどうするのか」の遺志を書き残しておく

法的効力がある書類ですが、

エンディングノートは葬儀や供養に対する希望、介護や延命に対する希望、

預貯金や不動産、保険や年金などに関する記録、

さらには自分のこれまでの人生を振り返り、

感謝の思いなどを書き記す、

法的効力はありませんがとても大切な役割を果たすノートです。

 

「これまでの人生や暮らしの覚書」といった側面もあり、

多忙な日々のなか忘れがちになっていることを思い出すきっかけにもなる、

家族にとっても、自分にとっても、とても役立つノートなんです。

 

実際に作成している人はまだまだ少ないようですが、

「終活は大切だと思うが、何から始めていいか分からない」という人は、

まずエンディングノートから始めてみてはいかがでしょうか?

 


ところで、エンディングノートに

ぜひ書いておいていただきたいのが「お墓」のことです。

 

永久に安心して眠れるよう、また自分が亡き後家族が困らないよう、

記入の際、下記の内容はぜひ押さえておいてくださいね。

 

●お墓の費用

(購入済、費用として準備している(どこに、金額など)、相談中、考え中など)

 

●自分が亡くなった後お骨の行き先をどうしたいのか。

(お墓、納骨堂、樹木葬か、散骨など)

 

●お墓の継承は誰がするのか

(子ども(誰が)が継承する、子どもには負担をかけたくない、永代供養墓、考え中など)

 

●どんなお墓にしたいか

(敷地の広さ、墓石の大きさ、デザイン、石種、墓石に刻みたい文字など

 

●お墓の場所はどこにするのか

(購入済、先祖代々の墓、今検討している、これから探すなど)

 

●その他お墓に関する要望

 

参考になりましたでしょうか?

山野石材のホームページでは今後も終活やエンディングノートについて

気になる情報、お役立ち記事などをどんどん追加していきます。

 

皆さんぜひご覧くださいね(^▽^)/