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遺影撮影や納棺体験も!第3回終活バスツアーレポート

大好評につき、第三弾も実施。

第3回 「終活セミナーバスツアー」を開催しました!

 

「終活について楽しみながら学んでいただきたい!」というコンセプトで、

山野石材株式会社と「旅の漫遊」様がタイアップして企画・実施している「終活セミナーバスツアー」。

これまで6月と9月に実施いたしましたがどちらも大盛況!

「次はぜひ参加したい!」という声をたくさんいただきました。

そこで去る10月10日(木)に第3回「終活セミナーバスツアー」を開催!!

今回は阿蘇のお寺の樹木葬を見学した前回のバスツアーとはまた違う内容で、

葬祭会館や霊園などを見学し、終活を楽しみながら体験して学んでいただきましたよ!

今回はその内容を詳しくレポートします!

 

 

 

【今回のスケジュールは】

①博多駅出発

②ベルコ飯倉店到着

●終活セミナー

●納棺体験

●遺影撮影

●終活相談

●スペシャルランチタイム

③バスの中で司法書士の先生による終活セミナー

④二見が浦公園聖地見学

⑤伊都国歴史博物館見学

⑥JA糸島「伊都菜彩」で買い物

⑦バスの中で「終活クイズ」

 

聞いて、見て、食べて、体験して。終活について360℃から学べる充実したスケジュールです!

 

■冠婚葬祭会館 ベルコ飯倉店

【終活セミナー】

冠婚葬祭会館ベルコ到着後は、ベルコの永原様による終活セミナーを開催。

終活をテーマにしたドラマ仕立ての映像を楽しみながら

終活の必要性について学ぶことが出来る分かりやすい内容で、皆さん興味津々で聞き入っていました。

 

 

【納棺体験】

セミナーのあとは今回の目玉イベント「納棺体験!」

本物の棺に入り、蓋をしてもらって「納棺されたときの気持ち」を体験していきます。

ご希望の方は三角形の布をつけることも…。

写真撮影もでき、棺の中に横になったままピースサインでカメラに笑顔を向ける方もいらっしゃいました。

「生きているうちに棺に入るの?」と驚く方もいらっしゃいますが

「生きているうちに棺に入ると長生きする」といういわれがあるそう。

実際に参加した方々も「貴重な体験でした」「生きることに前向きになれました」とおっしゃっていました。。

そしてそして!山野石材のスタッフも納棺体験をしてきました。

最初は緊張しましたが、蓋を閉められたあとは不思議な静寂が広がり

「いつかここに入る日が来るまで後悔のない人生を過ごそう」としんみりと考えることができましたよ(笑)

 

 


 

【遺影撮影会】

終活バスツアー恒例の「遺影撮影会」はもちろん今回もスケジュールに組み込まれています。

普通なら一人数千円~数万円は必要な、プロによるメイクとプロのカメラマンによる撮影が

体験できるというスペシャルな企画で、今回もこの遺影撮影を目当てに参加された方が多かったよう。

「プロのメイクさんにきちんとお化粧してもらい、プロのカメラマンに撮ってもらって気持ちが明るく前向きになりました」と

大変喜んでいだいていました。

 

 

 

 

 

【終活相談コーナー】

「葬儀」「お墓・供養」「相続」の3つのブースで個別の相談会も開催。

他のひとの前では聞きにくいことや普段はなかなか相談しにくいことも終活のプロフェッショナルに

直接相談することが出来る貴重なチャンスです!!

「日頃から気になっていたけど、なかなか相談できなかった。司法書士さんなどは普段は敷居が高く感じますが

今回は気軽に相談できました」と大変喜んでいただきました。

 

 

【ランチタイム】

終活バスツアーのお楽しみのひとつ「ランチ」は、今回はベルコさん特製のスペシャルメニュー!

一つ一つに意匠を凝らしたご馳走が並び、

参加した皆さん方は談笑を楽しみながら舌鼓を打っていました。

 

 

■司法書士によるおもしろ遺産相続セミナー

食事のあとはバスで糸島へと移動。

バスの中では終活バスツアー恒例!司法書士・藤井先生による「相続」セミナーが開催されました!

今回も「最近の相続事情について」「プラスの遺産、マイナスの遺産」「遺言や遺産分割」など

司法のプロとして体験されたことや気を付けてほしいことなどを分かりやすく、詳しく解説していただき、

食後の眠い時間にもかかわらず、皆さん楽しく、真剣に話を聞かれていました。

 

 

 

■二見ヶ浦公園聖地見学

前回のバスツアーでは阿蘇くじゅう国立公園の樹木葬を見学しましたが、

今回のメインは福岡市周辺の注目スポット・糸島に所在する公益財団法人の大型公園墓地「二見ヶ浦公園聖地」。

糸島の名所・二見ヶ浦「夫婦岩」から歩いていける、広大な玄海灘を見渡す抜群のロケーションが魅力の霊園です。

 

 

二見が浦公園聖地では、霊園スタッフの方のご案内で永代供養のお墓を中心に見学しました。

 

いま話題の、お地蔵様に抱かれて眠る一人墓「帰寂苑」に

 

夫婦でゆったりと眠ることができる「夫婦墓」なども見学。

 

二見が浦の絶景を楽しみながら、人気の永代供養墓の説明を聞き

お墓について、供養について楽しく学んでいきました。

 

 

■伊都国歴史博物館

 

終活バスツアーですが、観光コースも用意されています。

伊都国歴史博物館は市内の遺跡等で出土した数多くの文化財を収蔵・展示している歴史博物館で、

平成18年6月に国宝に指定された国史跡平原遺跡出土品なども鑑賞することができる糸島の注目スポットです。

当日はガイドさんに説明してもらいながら、館内をじっくり見学していきました。

 

 

■JA糸島伊都菜彩でお買い物

『伊都菜彩』は、糸島で育まれた農畜産物や海産物、加工食品やお惣菜などがずらりと並ぶ、

JA糸島直営の直売所。

糸島産の採れたての幸が所狭しと並んでおり、特にソフトクリームは大人気です!

バスツアーのラストはこの伊都菜彩にも立ち寄り、お土産などの買い物も楽しみました♪

 

 

■終活クイズ大会

帰りのバスでは、お墓ディレクター・終活カウンセラーの山野石材の河野が司会を担当し、

これまた終活バスツアー恒例の終活クイズ大会を開催。

全問正解の方には旅の漫遊さんに海外ツアーで購入していただいたお土産もプレゼント。

今回も大いに盛り上がりましたよ(^▽^)/

 

3回にわたって山野石材が主体となって企画させていただいた終活セミナーバスツアー。

3回とも参加者の皆様に大変ご満足いただき、大成功をおさめることが出来ました!!

 

これをきっかけに、「亡くなるための準備」という印象が強かった終活を

「人生のエンディングの準備を通じて、これからの人生をより良く充実させるための活動」として

初めていただけるきっかけになればと思っています。

また終活バスツアーを開催する際は、皆様ぜひご参加くださいね(^▽^)/

 

第一回目の終活バスツアーはこちら

第二回目の終活バスツアーはこちら

 

 

 

福岡市のキリスト教教会の共同納骨堂の工事を行いました。

このたび、キリスト教プロテスタント教会、姪の浜バプテスト教会様が

二見ヶ浦公園聖地に信者様方の共同納骨堂を建設されることとなり、

山野石材が設計・建築・施工を担当させていただきました!

 

山野石材はこれまでも福岡の様々な霊園にて教会の納骨堂の建築に技術力を発揮してきましたが、

今回は「八角形の屋根の納骨堂」という初めてご依頼いただく工事です。

 

 

山野石材施工の教会の納骨堂【平尾霊園】

 

では、なぜ「八角形」なのでしょうか?

 

実は、姪の浜バクテスト協会の牧師様がイスラエルに渡航された際に、

イエス・キリストが「至福の教え」を行なったと伝えられる山上の垂訓教会に感銘を受けられ、

その天井の形である八角形の構造にしたいという強い思いをお持ちだったのです。

 

しかし、我が国で施工された納骨堂としては非常に珍しい形であり、

牧師様の考えられているデザインをどこまで忠実に再現できるのか試行錯誤が続きました。

特に八角形の屋根を実現するためには石を斜めにカットする必要があります。

それらをぴたりと合うようにいかに設計に正確にカットできるのか、角度の調整にも熟慮を重ねました。

 

 

石材の仕入れと加工は、中国の中でも厳選した信頼できる石材加工工場に依頼しましたが、

万全を期し、担当の梅野も実際に中国に趣いて、

石の精度や仮組みの状況、磨き面の状態などを直接確認いたしました。

 

 

 

 

八角形のデザインということで施工のバランスには特に配慮。

 

 

 

2018年7月にご依頼いただいた案件でしたが、姪の浜バプテスト教会様に心からご満足いただけるよう、

ヒアリングを重ね、徹底的に打合せをし、細部に至るまで配慮を重ねて、

計画段階からじっくり時間をかけて行いました。

工事に関しても約1か月かけ、熟練の職人たちが丁寧に行い、2019年5月中旬についに完成!

 

プロの眼から見てもすべてに納得できる素晴らしい納骨堂が完成しましたが、

引き渡しの際はやはり「お客様に心からご満足いただけるだろうか…」という不安もありました。

だからこそ、引き渡しの際の牧師様たちの輝くような笑顔を見てほっと胸をなでおろしました。

 

牧師様は、以前福島の教会で納骨堂建設の計画を進められていたのですが、

震災と重なってしまったためその思いを遂げることが出来なかったとのこと。

「まさに悲願であった納骨堂を完成できました。これも皆様のご協力があったからこそです。

この納骨堂が完成し、亡くなったあとも、信者さんの人生にずっと寄り添っていくことができます」と

牧師様も大変喜んでくださいました。

 

 

完成した姪の浜バプテスト教会の納骨堂
完成した姪の浜バプテスト教会の納骨堂

 

そして、2019年6月9日(日)、信者さんたちが集まり、納骨式が開催されました!

 

 

当日は信者様が約50名参列。

信者様方で賛美歌を捧げるなど、厳粛ながらも和やかであたたかみのある納骨式となりました。

 

 

就任したばかりの山野石材の新社長 山野浩も参列させていただきました。

式では感謝状や素晴らしいお花までいただき、

教会の皆様の想いを形に出来たことに改めて喜びを感じました。

 

 

山野石材ではお墓だけでなく、このように想いを形にした納骨堂の建設・施工も行っています。

お墓はもちろん、納骨堂に関してもぜひお気軽にお申し付けください。