ペットの終活について考えよう!
ペットも大切な家族の一員。
最近ではペットの寿命も長くなり、
ペットの介護やペットが亡くなった後のペットロスなども
社会問題の一つとなっています。
私たちの暮らしに潤いを与え、幸せと癒しを与えてくれるペットたち。
しかしいつかは年老い、お別れの時がやってくるのですから、
出来るだけのことをしてあげて、後悔のない最期を迎えさせてあげたいですね。
そこで、今回はペットの終活について考えたいと思います。
●ペットの終活…まず何をすればいいの?
医療、保健、介護、供養、お墓などでしょうか。
また、写真や思い出の品の整理なども、ペットロス対策に効果的かもしれませんね。
遺産相続などお金のこと以外は、人間と同じように考えておいていいでしょう。
●いつから始める?
ペットがシニア期に入ったら始めましょう。
今は健康で元気いっぱいでも、
シニア期に入ったペットはいつどうなるか分からないものです。
●何を用意すればいい?
まず終活のためのライフノートを用意して、
やるべきことやペットの情報などを整理しましょう。
●何について考えるべき?
【医療・保険】
まずは病気になった場合の医療について。
定期健診や予防接種などをしてくれるペットのホームドクターはお持ちですか?
高齢のペットは病院に行く機会が増えてきますので、
医療費の負担も家計にのしかかってきます。
元気なうちにペット保険などについても検討しておきましょう。
【介護】
人間と同じくペットも高齢化するなかで、介護に関する問題も出来ます。
ペットが寝たきりや認知症になった時のこと、延命治療や介護の方針などについても
あらかじめ考えておき、利用できる施設やサービスなどについても情報収集しておきましょう。
【お墓・供養】
ペットの葬儀や遺骨の供養などに関する決まりや法律は
まだ整備されていません。
昔はペットが亡くなった後は自宅の庭に埋めるなどが一般的でしたが、
現代の住宅事情では難しいでしょう。
その代わりに、現在は業者による様々なペットの供養サービスがありますので、
供養の場所、内容、価格等について具体的に調べておきましょう。
時には悪質な業者もいますので、料金の詳細を確認し、
ご契約の際は必ず書面で受け取るようにしてください。
ここではペットの供養について詳しくご説明したいと思います。
●供養の方法
[葬儀]
●合同葬…他のペットと一緒にお経をあげてもらい、その後合同火葬してもらいます。
●個別葬…葬儀、火葬まですべて業者一任する「一任個別葬」と、
飼い主が立ち会う「立ち合い個別葬」、
業者が自宅まで赴いて読経の後火葬やお骨上げを行う「自宅葬」などがあります。
[遺骨の埋葬、法要】
●ペット専用の共同墓地
他のペットと一緒に埋葬する合同墓地で、費用は比較的安価になります。
●ペット霊園のお墓、納骨堂
最近ではペットの納骨堂も増えています。
一般に、写真やお花、好きだった食べ物などをお供えでき、
手を合わせながらペットの思い出に浸ることができます。
●手元供養・自宅供養
ペットの場合、自宅でご供養する場合も多いようです。
最近ではペンダントやミニ骨壺など
多彩なバリエーションのペット用手元供養グッズが販売されています。
●散骨
散骨する場合、遺骨をパウダー状に細かく砕いて行います。
海洋葬のほかに、山林葬、宇宙葬などがあります。
●人と一緒のお墓に埋葬
最近では可愛がっていたペットを人間のお墓と一緒に埋葬したいという方も増えています。
ペットの遺骨を人間と同じ納骨室に埋葬できるお墓、
人間のお墓の敷地内に別にお墓を建立するものなどいろいろな形態がありますので、
霊園等に尋ねてみましょう。
ペットと一緒に入れるお墓→太宰府メモリアルバーク「ファミーユ」