8月21日 「お墓のお悩み相談室① プロが伝授するお墓掃除のコツ!」
皆さん、お盆にはお墓参りに行かれましたか?
「お墓参りしたものの、お墓の汚れが気になって…どうすればいいかしら」
という方もいらっしゃるかと思います。
「掃除はきちんとしてるのに…汚れが取れない」
「お墓の掃除の方法、本当にこれでいいのかしら?」とお悩みの方に、
今回は山野石材の“お墓の生き字引”福本が「お墓掃除」のアドバイスをいたします!
①お墓はどうして汚れるの?
建立したばかりのお墓はピカピカで艶があり、本当に美しいものです。
しかも通常、墓石には吸水率が低く、硬度が高い御影石を使用することが多く、
他の石に比べ丈夫で劣化も少ないものです。
しかし、どんな丈夫なものでも、
一年中、自然の中で雨風や日光にされされているわけですから、
数十年も経つとどうしても汚れたり、劣化してしまうのはやむを得ません。
一年に数回、お墓参りの際にお掃除をすることに加え、
どうしても汚れが気になる場合は、何らかのケアが必要です。
②お墓掃除にはどんなものを使えばいいの?
お墓掃除の際、たわしでゴシゴシ磨いてませんか?
墓石の中には表面をコーティングしているものもあります。
たわしで強くこするのはやめましょう。
特に金属たわしを使用すると表面が傷だらけになってしまうことも…。
墓石がコーキングされている場合などは、
せっかくのコーキングがはがれてしまうことにもなりかねません。
【お墓お掃除に持っていきたい掃除用具はこれ!】
●雑巾
●スポンジ
●歯ブラシ
〈出来れば〉
●墓石用洗剤
●筆(金箔のお掃除の場合)
③効率的なお墓掃除の方法は?
1. 汚れが少ない場合、スポンジに水を含ませてほこりを取り除きます。
苔などがついていた場合は取り除きましょう。
それでも落ちない場合は洗剤を使用します。
もちろん、家庭用の洗剤ではなく、墓石用の洗剤を使って下さいね。
※墓石に特殊コーティングをしている場合には、
必ず業者にお手入れ方法を確認してから行ってください。
2. 掃除がしにくい文字彫刻の掃除に活躍するのが「歯ブラシ」!
一本持っていくと細かい部分を掃除する際に便利ですよ。
ただし、金箔の汚れは、やわらかい筆先で撫でる程度にしましょう。
3. 花筒、香立てなどのステンレスの小物は
中を取り出してきれいに洗いましょう。
4. 最後に乾いたタオルなどで水を拭き取ればおしまいです!
これでかなりきれいになるはず。
④どうしても汚れが落ちない場合はどうしたらいい?
手順通りお手入れしたけど、どうしても汚れが取れない…という場合もあるでしょう。
水垢汚れがしみになってこびりついたり、
ひび割れや欠損に汚れが付着してしまった場合などは
自分でクリーニングするのは難しいかもしれません。
また経年変化で石が変色した場合は、
個人で対応するのはほぼ不可能でしょう。
そんなときは山野石材にご連絡ください。
石材店はお墓のプロフェッショナル!
熟練の職人がプロのノウハウをもとに
専門の薬剤、高圧ジェット水などの専門機器を使用して
お墓をきれいにします。
汚れが蓄積していたお墓も見違えるようにピカピカになりますよ。
「でも高いんじゃないの?」とご心配の方も大丈夫!
山野石材ならお見積はすべて無料。
現地を確認してから、お客様とご相談のうえお見積りをいたします。
お気軽にお申し付けくださいね。
⑤お墓を長持ちさせるための注意点は?
お墓の汚れはある程度はやむを得ませんが、
手入れ次第で、建立時の美しさを出来るだけ長く保つことが出来ます。
そのための注意点をいくつかお教えしましょう。
●掃除の際、たわしを使わない。
頑固な汚れの場合は使用しても構いませんが、
金属たわしは絶対にNG!
石を傷つけるだけでなく、付着した金属がさらにサビを発生させる原因になります。
●お供えものは必ずお持ち帰りを。
食べ物などのお供えは、野鳥や野良猫などが食べ散らかして墓地を汚す原因に…。
缶ジュースや缶ビールをお供えしたままにしているお墓もまま見られますが、
缶が錆びて石に付着する可能性があります。
また、故人がお酒好きだったから…と
お酒をかける人もいますが、糖分がしみこむため、
虫や微生物がついたりシミの原因になってしまいますよ。
●墓石が欠けていたり、ヒビが入っている場合は早めに補修を。
そのままにしておくとヒビや欠損がどんどん拡大してしまいます。
早めに石材店に相談しましょう。
●年に4~5回はお墓掃除をしましょう。
墓石にシミや汚れが付着しないうちにお掃除をすることが
お墓の美しさを長く保つ秘訣。
可能であれば、年に4~5回ほどお掃除をしましょう。
いかがでしたか?上記のアドバイスをもとにお掃除をすれば、
お彼岸のお墓参りでは、お墓がぐんときれいになりそうですね(^▽^)
山野石材のブログでは、今後も皆様の声に耳を傾けながら、
お墓に関する様々なアドバイスを行っていきます。
皆様ぜひご覧くださいね~(^▽^)/