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2023/03/02

手元供養とは – はじめての手元供養と将来後悔しないための手元供養品選び

手元供養についてさらに詳しく知りたい方は
「手元供養の種類、価格、注意点など。手元供養選びの16のポイント」

https://yamanostone.co.jp/omura/

 

手元供養とは - はじめての手元供養と自宅で共に過ごす墓のありかた
 
故人をいつでも身近に感じられる手元供養は、安価なお値段で丁寧にご供養ができる新しい供養のスタイルです。

手元供養は寺院や霊園にお墓、自宅に仏壇を用意する従来の供養方法とは違い、いつでもお参りできますし、宗教・宗派に捉われることもありません。

故人の趣味や遺族のライフスタイルに合わせて自由に供養できるのが手元供養の魅力です。

 

手元供養とはどのような供養方法なのか、また手元供養品の選び方や手続き等など、はじめての手元供養をする方にも分かりやすく解説します。
 

故人を身近に感じられる手元供養とはなにか

 
近年人気を集めている手元供養は、故人を身近に感じられる新しい供養方法です。

しかし、「手元供養はあまり良くないと言われた」と不安に感じている人もいます。

はたして本当に手元供養とは良くないものなのでしょうか?

手元供養の形式と良くないと言われている理由について解説します。
 

手元供養とはご遺骨を身近な場所でご供養できる、心のこもった供養方法

 
手元供養とは、ご遺骨の一部を分骨または粉骨して、ご自宅などの身近な場所に保管して供養する方法です。

ご遺骨は一般的にお墓や納骨堂などに納めますが、近年は一般的なお墓や納骨堂を購入せず、永代供養の樹木葬や永代供養墓、散骨などを選ぶケースが増えています。

しかし、故人への「思い」が薄れたわけではなく、より身近な場所で供養する方法として「手元供養」を選択する方も増加しています。

手元供養は従来のしきたりや風習に囚われず、粉骨したご遺骨をアクセサリーにして身につけたり、部屋の中に置いて自由に手を合わせることができます。

故人の好みや遺族のライフスタイルに合わせて選ぶことができるので、忙しい現代人にぴったりの供養方法と言えるでしょう。

あわせて読む
手元供養は仏壇ではなくお墓に直接お参りする供養の方法
 

手元供養はご遺骨の一部をそのまま分骨または粉骨して納めるスタイルが主流

手元供養と一言で言っても、ご遺骨の収蔵方法は様々です。

ご遺骨の全てもしくは分骨して一部のみを保管するか選ぶことができます。

分骨はあらかじめ手元供養をすることが決まっていれば、火葬場のお骨上げの際に行うことができますが、もちろん骨壺に納めた後や納骨後にお墓を開けて行うことも可能です。

しかし火葬場、納骨後ともにその場で「手元供養をしたいので分骨したい」と言っても対応してもらえるとは限りません。

あらかじめ手元供養を行うことを伝え、手続きを行い、骨壺などの準備が必要です。
 

手元供養は罰当たり、良くないって本当?

 
手元供養は手元にご遺骨を保管することになるので、「埋葬をしないのは違法行為だ」「お墓に入れないと魂が成仏できないから縁起が悪い」など、手元供養自体をあまり良くない行為だと思われることがあります。

また、手元供養の際に分骨を行うことに対し「あの世で五体満足になれない」「一部の霊魂が現世に留まってしまう」と迷信めいた話をされることもあります。

しかし、実際は法律や宗教などさまざまな観点で見ても、手元供養は悪いことでも罰当たりなことでもありません。

そもそも成仏できない、五体満足になれないなどは俗説であり、誤った情報によるものです。
法律に接触する行為でもありません。

実際にお釈迦様の遺骨も「仏舎利」と言われ世界中に分骨されています。

 

手元供養や故人を想い心の拠り所を作るための尊い供養の方法です。

大切なのは遺族の故人への思いなので、誤った情報による周りの批判を気にする必要はないでしょう。

あわせて読む
手元供養を良くないという誤った情報を分析!正しい手元供養を解説します
 

大切な故人とともに過ごす手元供養のメリットとデメリット

 
手元供養にはさまざまなメリットがある一方で、いくつかのデメリットもあります。

メリットとデメリットを理解して、手元供養が自分たちのライフスタイルに合っているかどうか、ご家族とも話し合ったうえで付き合い方を考えて手元供養品を選択してください。

では、手元供養のメリットとデメリットを簡単に解説します。
 

手元供養のメリット

まずは手元供養のメリットをご紹介します。

〇 いつも近くに故人を感じることができる、見守られていると感じる

〇 いつでも好きなときに自分のタイミングで気軽にお墓参りができる

〇 お墓を建てる費用や仏壇を購入する費用が抑えられる

〇 霊園やお寺を利用しないので、管理費やお布施などの費用がかからない

〇 お墓参りに行くための時間や交通費の負担を減らせる

〇 供養方法を自由に選べる

いつでもお墓参りができて、身近に故人を感じることができるのは手元供養ならではの大きなメリットです。

また、ライフスタイルに合わせて供養方法なども自由に選べ、自分らしくご供養ができることも手元供養ならではの魅力です。

また経済的な負担が少ないことも大きなメリットと言えるでしょう。
 

手元供養のデメリット

手元供養にはさまざまなメリットがありますが、手元でご供養を行うからこそのデメリットもあります。

 

✕ 骨壷とご遺骨のメンテナンス、管理は自分たちで行う必要がある

✕ 災害で自宅に被害が及んだ場合、手元供養品が破損したりご遺骨を紛失する可能性がある

✕ 手元供養品の管理をしていた人が亡くなったあと、中のご遺骨の取り扱いに周囲の人が困る場合がある

 

身近な場所にご遺骨を保管するということは、裏を返せば全て自分たちで管理しなければならないということです。

メンテナンスや災害時の対処、最終的にどうするかなど、デメリットへの向き合い方もきちんと考えておきましょう。
 

手元供養に必要なものについて解説

手元供養で用意するものを解説
 
手元供養品にはミニ骨壺タイプ、アクセサリータイプ、インテリアタイプ、仏壇タイプ、自宅墓タイプなどがあり、それぞれのメーカーが趣向を凝らした素敵なデザインの商品が販売されています。

ここではご要望別のおすすめの手元供養品について解説します。
 

手元供養はライフスタイルに合わせて選べる自由な供養方法

 
どの手元供養品を選ぶかは、生活のスタイルや供養に対する考え方などをもとに決めると良いでしょう。

 

●「部屋があまり広くないけれど粉骨はしたくない」→ミニ骨壷タイプの手元供養

●「お墓参りはきちんとしたいけど、墓地に行くことが難しい」→自宅墓タイプの手元供養

●「位牌や仏具も置きたいが、大きな仏壇を置くスペースは無い」→仏壇タイプの手元供養

●「身につけていつでも故人に思いを馳せたい」→アクセサリータイプの手元供養

 

手元供養の方法は自由で決まりはないので、自分たちが必要だと思ったものを用意すれば大丈夫です。

例えば一般的な仏壇の場合、仏壇本体に加えて火立てや花立て、香炉、仏飯器、おりんなどさまざまな仏具が必要です。

しかし、手元供養を行う場合は、リビングの空いたスペースに、手元供養品と香炉、火立てを設置し、花は家にある一輪挿しを使用する―という方法でも構いません。

またいつも身近に置いておくものなので、デザインも自分やご家族の好みで選ぶ方が気持ちよく供養ができるはずです。
 

手元供養で使用する骨壷の選び方

どんな供養方法でも必ず必要になるのが骨壷です。

手元供養で用いる骨壷は、大きさやデザイン、材質などバリエーションがとても豊富なので、供養方法やライフスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。

 

【選び方のポイント】

●大きさは供養方法や分骨の有無などを考慮して選ぶ

●デザインは故人の趣味や遺族の好み、インテリアに合わせて選ぶ

●メンテナンスの負担を減らすなら防湿性や密閉性の高さを重視して選ぶ

 

なお、骨壷やご遺骨を長く綺麗な状態で保管し続けるためには、骨壷の形やデザインに問わず、日頃のメンテナンスと劣化・カビの発生を防ぐための対策を行うことが大切です。

あわせて読む
手元供養での骨壷の選び方と適正なメンテナンス方法
 

手元供養でお参りをする方法・手順を解説

 
手元供養でお参りをする方法に決まりはありません。

いつでも気が向いたときや、故人を想ったときに手を合わせてお参りをしてください。

正しい手順やしきたりはありませんが、従来に近い形でお参りをするのであれば、以下の手順でお参りをするとよいでしょう。

  1. 骨壷や装飾を掃除する。
  2. ろうそくに火を灯す。
  3. ろうそくの火をお線香に付けて、香炉などに立てる。※お花やお供え物があればお線香のあとにあげましょう。
  4. 手を合わせてお参りをする。
  5. ろうそくの火を消すなど不要なものを片付ける。

とくにお線香は、あの世とこの世を繋ぐ架け橋となるものなので、お参りの方法に決まりがない手元供養であっても、お線香をあげたほうがより故人に寄り添ったお参りができるでしょう。

あわせて読む
分骨から手元供養までの手続きと手順を解説 – 証明書と注意点
 

手元供養は自宅で故人とともに過ごす新しい供養方法

 
手元供養はただご遺骨を自宅に保管する供養ではありません。

いつでも故人と寄り添って、いつもの日常を一緒に過ごす真心こもった供養方法です。

手元供養を選ぶ理由は人によって違いますし、メリットだけでなくデメリットもあります。

どのようなスタイルで手元供養をするか、暮らしの中でどのようにご供養をしていくか、きちんと考えながら準備を行いましょう。

大切なひとといつもいっしょに。
ステンドグラスの輝きに包まれた自宅墓「おくぼ」

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新しい手元供養の形です

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